こんにちは、uchi+SOTOの大谷です。
高低差のある敷地にお家を建てる場合、道路から玄関ポーチの間に階段を設置することがあります。
階段を作るメリットとしては、プライバシー保護の観点で道路から玄関先への見通しが立ちにくいことや、階段の作り方(形状や仕上げ材、植栽など)によって景観の変化を楽しめることが挙げられます。
ですが、転倒などの事故が起こりやすい場所でもあるので、寸法や使用する材質には十分配慮する必要があります。
ということで、今回は階段の寸法についてご紹介していきます。

階段の寸法
階段1段の高さは15~17.5cm、踏み面の奥行は27~30cmが推奨されており、家族構成や使えるスペースなどによって寸法を決定していきます。
ちなみに、階段の高さのことを「蹴上(けあげ)」、踏み面奥行のことを「踏面(ふみづら)」といいます。

階段横幅の推奨寸法は120~150cmで、最小でも80~90cmは必要になります。
120cm以上あれば、2人で並んで歩いたり、傘を差しながらでも歩きやすい幅が確保できます。
また、蹴上の高さは途中で変えてはいけません。途中で高さが変わるとつまづく原因になってしまいます。