こんにちは、uchi+SOTOの大谷です。今回は生垣としてよく使われている定番の庭木を2つご紹介したいと思います。前回記事 〉〉生垣のお手入れ方法 イヌマキ ■分類:マキ科 マキ属 常緑針葉 高木■樹高:15~20m■花期:5~6月生長が緩やかで刈り込みにも強いイヌマキ。手入れがしやすく昔から垣根や和風庭園によく使用されてきました。さらに病害虫や公害、塩害にも強いため、沿岸部の防風林としても活躍しています。葉は細長く深緑色をしており、雌雄異株なので5~6月にそれぞれ形の異なる花を咲かせます。雌の木には緑色の種子ができ、その下に付く赤い花托は熟すと食べることができます。(ちなみに、緑色の種子は有毒なので食べれません)耐寒性はありますが、基本的には暖かい環境を好みます。ですので、刈り込みは年に一度暖かい時期に行うようにしてください。またイヌマキよりも背丈や葉のサイズが小ぶりな、ラカンマキという品種も人気があります。 レッドロビン ■分類:バラ科 カナメモチ属 常緑広葉 中高木■樹高:3~6m■花期:4~5月真っ赤な葉がほぼ1年中楽しめるレッドロビンは、刈り込みに強く、生垣として特に見かけることの多い庭木の一つです。生長が早く、最低でも年に2回(春と秋)の刈り込みが必要です。そのため、比較的スペースのある場所に植えるのがおすすめです。病害虫は特にイラガに注意し、薬剤散布をするのが望ましいです。また刈り込み後は、季節を問わず真っ赤な新芽がでてきます。春には白い花が咲き、秋には赤い実を付けます。しかし、頻繁に刈り込まれることが多いため目にすることは少ないかもしれません。