こんにちは。大阪府高槻市で外構工事を手掛けている uchi+SOTO です。

外構・エクステリア・土木工事の中でも、敷地の安全性に直結する重要な工事が 「土留め工事」 です。 そこで今回は、この土留めの役割や種類、そして注意点について分かりやすくまとめました。

◆ 土留めとは

法面(のりめん)や高低差のある土地が崩れないように、土をせき止めるための構造物のことです。
さらに、道路や隣地との境界に段差がある場合には、土が敷地外へ流れ出すのを防ぐためにも欠かせません。
土留めの主な役割

  • 土砂の崩壊防止
  • 通行人・近隣の安全確保
  • 道路や建物の保護
  • 安全な作業環境の確保

このように、安心して生活できる敷地をつくるための必須構造物 が土留めです。

◆ 土地の高低差と設計GLの関係

次に、土地の高さについて触れておきます。
土地にはさまざまな地形があり、道路との高低差も敷地ごとに異なります。
とくに高低差が大きい場合は、どこに 設計GL(地盤高さ) を設定するかが非常に重要になります。

  • 高低差が小さい場合 → 小規模な土留めで対応
  • 高低差が大きい場合 → 擁壁など構造計算が必要な土留めが必須

また、敷地の高さは、現状の地盤・造成予算・建物のデザイン・建築計画によって変わります。
(BMとGLの関係については、また別の記事で詳しく解説します。)

◆ 土留めの種類

続いて、土留めに使われる構造物には以下のような種類があります。

  • コンクリートブロック(CPブロック・型枠ブロック)
  • RC擁壁(鉄筋コンクリート擁壁)
  • 間知石(けんちいし)・石積み
  • 矢板(やいた)

それぞれ強度・用途・施工方法が異なるため、敷地条件に合わせて適切に選定する必要があります。

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◆ 土留めブロックと普通ブロックの違い

ここからは、特に重要なポイントです。

● 土留めブロック

  • 土圧を受け止めるために内部構造が強化されたブロック
  • 型枠ブロック(CPブロック)と呼ばれることが多い
  • 構造計算に基づき設計される

● 普通のブロック(CB)

  • 景観・デザイン目的のブロック
  • A種・B種など種類はあるが、土圧を受ける構造ではない
    ➡ 普通のブロックを土留めに使うのは非常に危険です。 倒壊事故につながるため、絶対に避けなければなりません。

◆ 土留め工事を行うことで得られる効果

ここからは、土留め工事によって得られる具体的なメリットをご紹介します。

① 安全な敷地を確保できる

  建物を建てるうえで安定した地盤は必須条件です。
  土留め工事は、敷地の高さを適切に設定し、建築計画を安全に進めるための基盤になります。

② 防犯性が高まる

  道路より敷地が高くなる場合、外からの侵入がしにくくなり防犯性が向上します。

③ 境界が明確になる

  隣地との境界が分かりやすくなるため、トラブル防止にもつながります。

④ 外構デザインの幅が広がる

  高低差を活かした花壇・段差デザイン・植栽スペースなど、外構の個性を出しやすくなります。

◆ 擁壁について

最後に、土留めに欠かせない構造物として擁壁(ようへき) があります。
そして、この擁壁は構造計算が必要となる専門性の高い工事であり、さらに安全性・耐久性・法規制など、非常に奥深い分野です。


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(2026年10月13日 一部内容を更新しました)