こんにちは、uchi+SOTOです。前回までの木本花粉に引き続き、今回は草本花粉についてご紹介していきます。前回記事 〉〉ヒノキ・ハンノキ ‐ 花粉の種類 草本植物の花粉 イネ科 イネ科は夏の代表的な花粉で、種類が多いため飛散期間が長いといった特徴があります。飛散量は5月~6月の初夏と、8月~10月の夏から秋の期間の2度ピークを迎えます。イネ科の植物は海外から輸入された牧草が多く、寒さに強くて繁殖力があります。そのため雑草として日本全国に広がり、河原や道路脇などの身近な場所に生えています。スギやヒノキなどの木本植物とは違い背丈が低く、飛散距離は100m程度なので近付かないことで予防をすることができます。しかし、直接触れると皮膚炎を起こしたり、ひどい場合にはアナフィラキシーを起こすこともあるので注意が必要です。 【イネ科花粉症の原因となる主な植物】カモガヤ、ネズミホソムギ、ハルガヤ、オニウシノケグサなど【症状】くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血、アレルギー性結膜炎、喘息、蕁麻疹、アナフィラキシー【関西の飛散時期】1月~11月(4月~5月・8月~10月がピーク) カモガヤ ネズミホソムギ ブタクサ ブタクサは河原や公園などに自生する外来雑草で、ほぼ日本全国に分布しています。花粉症患者はスギやヒノキに次いで多く、日本で初めて見つかった花粉症とされています。秋に花粉シーズンを迎えるキク科の植物で、風が強い早朝の時間帯は特に飛散量が増します。そのためジョギングなどには注意が必要です。イネ科と同じく飛散距離は短いので、予防のためには近付かないようにしましょう。ブタクサ花粉の大きさはスギと比べて小さく、気管支に侵入する恐れがあります。そのため喉粘膜が刺激され咳が出たり、ひどい場合には喘息の症状を引き起こすことがあります。【症状】くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目・鼻・喉のかゆみ、咳、喘息【関西の飛散時期】8月~10月(9月がピーク) ブタクサ ヨモギ 〈ブタクサに似た症状が出る植物〉 ブタクサに似た見た目のものにヨモギ(在来種)があります。このヨモギもブタクサと同じキク科の植物で、花粉の飛散時期や症状についても同じような特徴があるため、同時に注意が必要です。【関西の飛散時期】8月~11月(8月~9月がピーク) 外構工事をお考えの方は、お気軽にuchi+SOTOまでご相談ください。 FacebookXBluesky