リュウノヒゲ

リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)は、日本各地の林床などに
自生する常緑の多年草です。
ヤブラン(Liriope muscariに似ていますが、花は下向
きで茎は扁平となり、実が大きくて、秋に熟すと鮮やか
なコバルトブルーになります。
実は3月ごろまで残り、冬枯れの中で特に目立ちます。
細長い葉が地面を覆うように茂り、走出枝を出して広がる
ので、グラウンドカバープランツとして広く使われています。
また、根の一部が紡錘形にふくらみ、これを乾燥させて薬
用に使います。
水中でも強く、アクアプランツとして熱帯魚の水槽で利用
されることがあります。

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