こんにちは。大阪府高槻市で外構工事を手掛けている uchi+SOTO です。

今回は、駐車場の目地や花壇の縁取り、アプローチの緑化など、外構で大活躍する タマリュウ(玉竜) についてご紹介します。

さて、外構のご相談でよくいただくのが 「玉竜とリュウノヒゲは違うのですか?」 というご質問です。まず、この疑問から整理していきます。
結論から言うと、両者には明確な違いがあります。というのも、玉竜はリュウノヒゲの矮性(わいせい)品種で、背丈が低く密に茂るタイプを指します。 一方で、リュウノヒゲは玉竜を含むジャノヒゲ属全体の総称です。
つまり、玉竜はリュウノヒゲの中でも“背丈が低く密に育つタイプ”を示す名称であり、リュウノヒゲはその上位概念として幅広い品種を含んでいます。

では、詳しくご紹介します。

玉竜(タマリュウ)とリュウノヒゲの基本的な違い

項目

玉竜(タマリュウ)

リュウノヒゲ(普通種)

分類

リュウノヒゲの矮性品種

ジャノヒゲ属の総称・代表種

草丈

約5〜10cmと低い

15〜30cmとやや高い

葉の印象

密に詰まりマット状

長く垂れ、ふさふさ

主な用途

目地植え・グランドカバー

下草・縁取り・鉢植え

呼び方

商品名として「玉竜」が多い

一般名として「リュウノヒゲ」

見た目と性質の違い
  • 玉竜:葉が短く、株が横に広がりやすい。こんもりまとまる。
  • リュウノヒゲ(普通種):葉が長く、やや立ち上がる。広がり方がゆるやか。
  • 共通点:常緑多年草で耐寒性・耐暑性が高く、半日陰でも育つ丈夫な植物。
用途別:どちらを選べばいい?
1. 玉竜が向いている場所
  • 石畳や飛び石の目地
  • 駐車場のコンクリート目地
  • 芝の代わりになる低いグランドカバー
  • 花壇の縁取りで均一な緑のラインを作りたいとき
2. リュウノヒゲ(普通種)が向いている場所
  • 木の根元の下草として高さがほしい場所
  • 和風庭園の林床や半日陰スペース
  • 斑入り・白竜・黄金葉など葉色を楽しみたい場合
なぜ混同されやすいのか?

そもそも分類が近い
まず、玉竜はリュウノヒゲの矮性タイプで、別種ではなく同じグループの植物です。 そのため、名前の扱いが揺れやすく、結果として混同が起こりやすくなります。

呼び名が入り混じっている次に、呼び名の使われ方が統一されていない点も混乱の原因です。 たとえば「ジャノヒゲ」「リュウノヒゲ」「タマリュウ」が同じ意味として紹介される場合があります。 一方で、園芸・造園の現場では「背丈が高い=リュウノヒゲ」「低く密に茂る=玉竜」と使い分けることが多いのが実情です。 こうしたように資料によって表記が異なるため、一般の方には区別が難しくなります。

見た目がとても似ている
さらに、見た目が非常によく似ていることも混同される理由のひとつです。 遠目ではほぼ同じ印象で、慣れていないと見分けがつきません。 違いは「背丈の低さ」「株のまとまり方」程度であり、細かな違いを理解していないと判別しづらいのが現実です。

利用シーンがほぼ同じ
最後に、利用される場面がほぼ同じである点も混同を助長します。 ホームセンターでは同じ棚に並ぶことも多く、実際に「どちらでも使える」場面が多いため、名前があいまいになりがちです。

まとめ

混同されやすい理由は次の4つです。

  • 同じジャノヒゲ属で、玉竜はリュウノヒゲの矮性タイプ
  • 別名扱いと品種名扱いが資料によって混在している
  • 見た目の差が小さく、慣れていないと区別しにくい
  • 用途・植える場所がほぼ同じで一緒に扱われやすい

育て方は 玉竜もリュウノヒゲもほぼ同じ です。 外構の雰囲気や求める高さに合わせて、お好みで選んでいただければ問題ありません。

外構工事をご検討の方は、ぜひ uchi+SOTO(大阪府高槻市) までお気軽にご相談ください。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

(2026年8月4日一部内容を更新しました。)またです。