こんにちは、uchi+SOTOの大谷です。

先日「宅配ボックスを置くことでSDGsに貢献できる」という記事を書かせていただきましたが、まだまだ他にもエクステリアの分野において貢献できることはあります。

今回はSDGsに繋がる舗装材「土系(真砂土)舗装材」のご紹介です。

SDGs 土系舗装材
【土系舗装】

「土系舗装」というものをご存じですか?
知らない方でも、実は日常生活の中で一度は歩いているかもしれない舗装材なんです。
土系舗装は、天然の土や砂をセメントなどの結合材で固めて作られます。
土本来の風合いが感じられ自然に調和する土系舗装は、
 ・適度な弾力性
 ・衝撃吸収性
               があるので歩きやすく、園路や歩道などに多く利用されています。

雑草が生えにくく、メンテナンスがしやすいため自宅のお庭や犬走りにもおすすめです。

また、保水性があり夏季の路面温度の上昇を抑制することができるので、ヒートアイランド現象の対策になります。

ただ、寒さに弱く耐久性が低いため、劣化が速いというデメリットがあります。

【真砂土舗装】

土系舗装の中でも、真砂土を使った真砂土舗装が主流になっています。

真砂土とは、花崗岩が風化してできた砂状の土のことで
 「マサツチ」
 「マサド」
 「マサゴ」
 「サバド(砂婆土)」    などと呼ばれます。

保水性と透水性、両方の性質を併せ持つ真砂土は、価格が安く建築用の客土として多用されています。

また、特殊土壌地帯災害防除及び振興臨時措置法に指定されている特殊土壌でもあります。