やさしい外構を設計_屋外手すり こんにちは、uchi+SOTOの木下です。前回は、やさしい外構としてアプローチ・スロープ・階段の設計についてご紹介をさせて頂きました。 以前の記事⇒やさしい外構を設計_アプローチ・スロープ・階段等合わせて読んでいただけると嬉しいです。 今回は、屋外の手すりについて、住環境設備とはを考えたいと思います。 外では降水があると、路面(アプローチも道路もコンクリート)は非常に滑りやすです。 ・階段数段の段差でも、手すりの取り付けを検討した方がいいと思います。 ・手すりの高さは、路面床から手すり上端まで推奨750~800mm程度です。 左右両側に設置できるのがいいのですが、スペースや予算の関係上設置が片方になる場合 ・下る時の利き手側に設置するのが好ましいと思います。 外構で取り扱う手すりの高さは、色々ありますが、一般的にH:800。手すりのグリップ(笠木)は32~36㎜ぐらいが握りやすい。また、素材は水濡れや紫外線に強い。また、笠木が2段になっているものもあります、身長差がある、違う人がや、沢山の人が使う場合にとても有効な商品です。車いす使用の際は、車いすが通過できる、手すり分を引いた幅900㎜が必要になります。なので、両側に設置が難しい場合もあります。 高槻市でも、要支援・要介護の認定をすでに受けている方で、日常生活での自立支援のための小規模な住宅改修を行なった場合、申請額20万円を上限として利用者負担割合に応じた保険給付額(9割,8割または7割)の支給が受けられます。(詳細はリンク先を参照ください)⇒高槻市ホームページ外構を計画する際には、やさしさもプラスして頂けたら、よりよい「つなぐ庭」が出来るかと思います。読んで頂き有難うございました。