こんにちは、uchi+SOTOの大谷です。
1年中緑の葉っぱが楽しめる常緑樹。
そんな常緑樹の中から庭木におすすめの樹種を3種類、順にご紹介しています。
今回は前回に引き続き、オリーブのお手入れや活用法などについてです。

前回記事 〉〉オリーブ【特徴など】‐ 庭木におすすめの常緑高木

オリーブ

オリーブ【活用法など】

 摘果

6~7月頃には摘果を行います。摘果を行うことで良質な果実が採取できるほか、樹全体の負担を減らし健康を維持させることができます。
具体的には、小さい実や傷のついたものを中心に摘み取り、ひと房あたりの数を減らします。

 剪定

剪定は2~3月頃の休眠期に行い、9~10月頃には軽く形を整える程度にします。
枝葉が茂りやすいオリーブの剪定は難しいといわれており、実のつき方にも影響を与えます。
オリーブは春頃から伸びた新梢に翌年花を咲かせるため、新梢を避けて徒長枝やこみ合った枝を切り、風通しを良くします。

 病害虫

比較的害虫はつきにくいですが、最も多く被害が見られるのがオリーブアナアキゾウムシです。
成虫が幹にあけた穴から卵を産み付け、ふ化した幼虫が幹の内部などを食害します。
木くずのような糞が落ちていたり、株元に穴があいていたらオリーブアナアキゾウムシがいる証拠です。見つけたら殺虫剤などで駆除します。

病気は、葉や実に斑点ができる炭疽病に注意します。
カビが原因となって発症するため、風通しや水はけを良くすることが大切です。

 活用法

オリーブの実は塩漬けやピクルス、オリーブオイルなどにして楽しむことができます。
アクが強いので、手を加えていない生食には向きません。

実の成熟度によってそれぞれ特徴があるので、用途によって使い分けます。

 緑色:渋味があり、オリーブオイルに利用されることがある
    この未熟期の香りが1番強く、爽やかな香りがする
 赤紫色:渋味と甘味を兼ね備えている
 黒色:甘味が増して食べやすい

オリーブの実は塩漬けやピクルス、オリーブオイルなどにして楽しむことができます。
アクが強いので、手を加えていない生食には向きません。

実の成熟度によってそれぞれ特徴があるので、用途によって使い分けます。

 緑色:渋味があり、オリーブオイルに
    利用されることがある

    この未熟期の香りが1番強く
    爽やかな香りがする

 赤紫色:渋味と甘味を兼ね備えている
 黒色:甘味が増して食べやすい

オリーブは葉にも栄養が豊富に含まれており、美肌効果や健康効果が確認されています。
地中海地方では昔からお茶や薬として用いられてきました。
摂取の方法としては、サプリメントやスキンケア商品がありますが、お家で気軽に楽しむにはハーブティーがおすすめです。

オリーブ【活用法など】オリーブオイル
オリーブオイル
オリーブのオイル漬け