こんにちは、uchi+SOTOです。
前回は年間を通して飛んでいる主な花粉の種類や時期、スギ花粉にスポットを当ててご紹介しました。今回はスギ以外の木本花粉についてご紹介します。

前回記事 〉〉スギ ‐ 花粉の時期と種類

 木本植物の花粉

ヒノキ

飛散時期はスギ花粉とほぼ同じで、スギより少し遅れて飛び始めます。日本の人工林のうちスギに次いで多いのがヒノキで、飛散距離が長く、広範囲に影響が及びます。
また、
スギとヒノキはともにヒノキ科で花粉の主な成分も似ています。そのため、スギ花粉症の方はヒノキ花粉症を併発することが多く、この場合重症化しやすいためしっかりとした予防が必要です。アレルギー症状もスギ花粉と同じで、特に違いはありません。

【症状】
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目・喉・皮膚のかゆみ

【関西の飛散時期】
1月~5月・10月~12月(4月がピーク)

ヒノキ
ハンノキ

水辺を好むハンノキは川沿いや湿地で多く見られ、日本全国に生育しています。飛散時期はスギ花粉とほぼ同じ時期です。そのため、ハンノキ花粉症にかかっていても気付かない可能性があります。
また、ハンノキ花粉症患者の約2~3割は口腔アレルギー症候群を併発するといわれています。口腔アレルギーとは、野菜や果物などを食べたときに、口の中がイガイガしたりかゆみが出る症状をいいます。アナフィラキシーを起こすこともあるため、注意が必要です。

【症状】
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳、目・喉のかゆみ、口腔アレルギー症候群、アナフィラキシー

【関西の飛散時期】
1月~6月(3月がピーク)

ハンノキ
ハンノキ
シラカンバ
シラカンバ
〈ハンノキに似た症状が出る樹木〉

ハンノキと同じカバノキ科に属するシラカンバも、花粉症の原因となる樹木です。
アレルゲンの性質が似ていることから、ハンノキと同じような症状がみられます。
4月~6月頃に北海道や東北地方で花粉の飛散が報告されています。

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