こんにちは、uchi+SOTOです。
先月お寺に行ったときにツツジが咲いていると思ったらシャクナゲだったことがありました。
訂正されなければ全く気付かなかったので初めはびっくりしましたが、違いが分かればすぐに見分けることができました。大きく違うポイントは花の咲き方と葉の形や大きさでした。
ということでツツジとシャクナゲの特徴についてご紹介したいと思います。今回はシャクナゲです。

シャクナゲ_アイキャッチ
シャクナゲ

シャクナゲはツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属に分類される花木の総称で、常緑性低木・高木です。
その大きくて華やかな花姿から「花木の女王」と呼ばれています。

開花時期は4~6月で、ツツジより少し遅れて咲き始めます。
花の色は赤、ピンク、白、黄などで、花径は4~5cmほどです。
花径の先端に5~10輪がまとまって咲くのが大きな特徴で、おしべは10~14本あります。

葉は大きくて丸みのある楕円形で厚みと光沢があり、葉の裏側には細かい毛が生えています。
またシャクナゲの葉には有毒成分が含まれており、誤って口にしてしまうと呼吸困難や下痢の症状を引き起こしてしまうため、注意が必要です。

シャクナゲは19世紀以降にプラントハンターによって中国からヨーロッパに持ち込まれました。
そこから人気を博し、世界中で5000種を超える園芸品種が作り出されました。
元々シャクナゲの原種は高山に自生し高温多湿を苦手としていました。しかし品種改良により平地でも育てられる園芸種がたくさん出回るようになったため、庭木としても楽しむことができます。

シャクナゲ_花
シャクナゲの花
シャクナゲ_蕾
シャクナゲの蕾

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