こんにちは、uchi+SOTOの大谷です。

ここ数年ですっかり耳慣れたことば「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」2015年に国連で採択され、2030年までに達成を目指す17の国際目標です。
持続可能な世界を実現するためにできることは、エクステリアの分野においてもたくさんあります。

宅配ボックスを置く
ネット通販が主流になり宅配便の利用や再配達の増加、それに伴う人手不足やCO2排出量が社会問題になっています。
国土交通省の発表によると、2022年度の宅配便取扱個数は50億個を超え、増加を続ける一方です。
2023年4月時点の再配達率は12.6%(都市部)で、国は2024年度の再配達率を6%まで削減する目標を掲げています。

荷物の受け取り手段は増えましたが、設置が可能ならやはり自宅に宅配ボックスがあるのが一番だなと思います。(私はマンション住まいで宅配ボックスがなく、荷物の受け取りにコンビニや町の宅配ボックスを利用することがありますが、移動手段が原付なので大きい荷物は受け取れません‥)

少し前の話になりますが、LIXILでは「宅配ボックスによる再配達削減実証プロジェクト」として2019年11月~2020年2月末の期間中、約100世帯(東京江東区・江戸川区)に宅配ボックスを無償で設置し、再配達削減によるCO2の削減効果などを検証されたそうです。その結果が以下です。

 ◇再配達率:41.7%→14.9%に減少
 ◇宅配事業者の労働時間:約178時間削減
 ◇CO2排出量:約379kg削減(杉の木約27本のCO2吸収量に相当)

ものすごい効果が出ていますよね!
宅配業者と受け取り側両者のストレスが減り、地球環境にも配慮できる宅配ボックス。
ぜひ利用したいですね。

宅配ボックスについて詳しく知りたい方はこちら→宅配BOXについて