こんにちは、uchi+SOTOの大谷です。1回飛んでしまいましたが、前々回の「エクステリアでできる備蓄の方法」の続きで、今回は「雨水タンク」での備蓄のお話をしたいと思います。 生活用水が確保できる 雨水タンクは、雨どいから流れてくる雨を溜めておくことができる容器のことです。そして、溜まった水は、植物の水やりや洗車などに使うことができ、節水効果が期待できます。災害による断水時には ・トイレの流し水や手洗い ・掃除などの生活用水 として使用することができます。ただし、飲み水としての使用はできません。 水害防止対策になる 雨水タンクを設置することで、都市型水害の防止に繋がります。 近年、頻繁に見られるようになった水災害。 舗装で覆われた都市部では地下に雨水が浸透しにくいため、集中豪雨などの際に河川や下水の排水処理が追い付かずに浸水や氾濫が起きてしまいます。 このような都市型水害に対し個人で対策するのはなかなか難しいですが、雨水タンクが普及することで少しでもその効果は望めます。 地域によっては、雨水タンクの普及に向けて補助金を交付しているところがあります。設置の際には自治体のホームページをご確認ください。(現在高槻市では実施していないようです。) *関連記事はこちら ①→ブロック塀やアルミフェンスによる防災効果 ②→震災時に大きな力を発揮する生垣 ③→エクステリアでできる備蓄の方法