こんにちは。大阪府高槻市で外構工事を手掛けている uchi+SOTO です。今回は、敷地と道路の段差が住環境にどのような影響を与えるのか、そして「やさしい外構」をつくるためにどんな工夫ができるのかをお話しします。 ■ 敷地と道路の段差は、実は大きな“障害”になることがある 多くの住宅では、前面道路と敷地の間に 側溝 があり、その立ち上がりが段差となっています。 普段は気にならない高さでも、車いすシルバーカーベビーカー などを使う方にとっては、通行の妨げになることがあります。最も簡単な方法は、段差を解消するための スロープを設置すること。 しかし、道路上に段差解消ブロックや鉄板を置く行為は、自治体によっては 道路法違反 となる場合があります。 外構と道路の境界は「私有地と公道の境界」。 施工前には必ず 市町村の建築指導課 などに確認を取りましょう。 無断でスロープを設置すると、撤去命令が出ることもあります。 ■ 根本的な解決方法:歩道切り下げ工事 段差を本質的に解消したい場合は、 歩道切り下げ工事(側溝の段差を低くする工事) が選択肢になります。 申請手続きや費用は発生しますが、 車いすの自走がしやすくなる 介助者の負担が減る 車の出入りもスムーズになる など、生活の可動域が大きく広がります。 側溝については、関連記事>>U字溝とL字溝の違い合わせて読んでいただけると理解が深まります。 ■ 少しだけ、車庫土間の話も 駐車場の計画にも「やさしさ」を加えることができます。 一般的には、車のタイヤが乗る幅=轍(わだち) を基準に土間を設計します。 しかし、やさしい外構ではそれだけでは不十分です。 車いすを使う方がいる場合は、 駐車スペースまでの通行幅 車いすが停車できるスペース 車いすから乗り降りするための余白 乗車位置(運転席・後部座席など) これらを丁寧にヒアリングしたうえで設計する必要があります。 「車庫土間=車のためのスペース」ではなく、 “人が安全に移動できるスペース” として考えることが大切です。 ■ 高槻市の住宅改修補助について さらに、高槻市では 要支援・要介護認定を受けている方 を対象に、 日常生活の自立支援を目的とした小規模な住宅改修に対し、 上限20万円(利用者負担1〜3割) の補助が受けられます。※詳細は高槻市ホームページをご確認ください。 ■ やさしい外構で「つなぐ庭」を 外構は、ただ見た目を整えるだけではなく、住む人の生活を支える設備でもあります。 安全性・歩きやすさ・素材の選び方を丁寧に考えることで、毎日を安心して過ごせる「つなぐ庭」が生まれます。 外構工事をご検討の方は、ぜひ uchi+SOTO までお気軽にお問い合わせください。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 (2026年7月21日一部内容を更新しました。) FacebookXBlueskyThreads